2021年8月12日放送の人気番組「奇跡体験!アンビリバボー」では、インド南部の村に住む18歳の少女が突然に失跡するといった事件を特集するようです。
なぜその少女は行方不明になってしまったのでしょうか。
今回はそのインドの村で起きた少女失跡事件の謎について掘り下げていこうと思います。
インドの18歳少女失跡事件はなぜ?
2010年2月、インド南部ケラフ州パラカッド地区アヤルアー村から突然にして18歳の少女が失跡するといった事件が起きました。
その少女の名前はサジーサさんと言い、失跡事件が起きた後にサジーサさんの家族は彼女をどれだけ探しても見つけることはできませんでした。
サジーサさんが消えた手掛かりはなく、本人は携帯電話も持っていなかったため、インドの警察も全くのお手上げ状態でした。
長年の間、行方不明になった人のほとんどは、もう既に何らかの原因で亡くなってしまった可能性が高いです。
サジーサさんも11年間もの長期間に渡って姿を消していたので、家族はもう死んでしまったのではないかと思っていたそうです。
11年間の行方不明理由がヤバい…
2010年2月に行方不明になったサジーサさんは、およそ11年後の2021年6月に見つかり事件解決となります。
サジーサさんは11年間も見つからずにどこにいたのかと言うと、実家からわずか500mの距離にある恋人の家に身を隠していたのでした。
実は11年前に18歳だったサジーサさんは、近くに住む男性・アリンシュヴァティル・ラフマーンさん(当時23歳)とお互い恋に落ちてしまったのですが、お互い宗教が違ったため両親は交際を認めてはくれないだろうと思っていたそうです。
しかし、それでも彼のことが好きだったサジーサさんは、その彼の家に身を隠しながら暮らしていくと決めたのでした。
彼は実家暮らしのため、両親が家に帰ってくることもありましたが、自分の部屋に鍵をかけることで両親にサジーサさんの存在がバレないようにしたそうです。
彼氏も失跡していた?
2021年3月の行方不明のサジーサさんが発見される前に、彼氏であるアリンシュヴァティル・ラフマーンさんも実家から失跡していたそうです。
その原因は彼が34歳のいい年になっても結婚しないことに対し、両親が心配し、口喧嘩となり家出したそうです。
家出を決意した彼は自分の部屋にいたサジーサさんを連れて、別の町へ引っ越します。
しかし、その3か月後に彼氏・アリンシュヴァティル・ラフマーンさんの運転手として働いていた兄が勤務中に偶然にバイクに乗った弟の姿を目撃。
兄がバレないように弟の跡を追った結果、弟が着いた家には一緒に暮らしていたサジーサさんの姿があったのでした。
その後、警察によってサジーサさんと彼氏は裁判所に連れて行かれ、失跡事件のことについて事情聴取を受けます。
最終的には、合法的にサジーサさんと彼の同居する許可が得られたそうです。
日本では絶対にあり得ないような事件でしたが、2人が発見された後に関係が認められたようなので良かったですよね。
今回の記事のまとめ
今回は人気番組「奇跡体験!アンビリバボー」で放送予定のインドの村で起きた少女の失跡事件について調査していきました。
お互いに恋人関係だった少女・サジーサさんとその彼氏・アリンシュヴァティル・ラフマーンさんは、お互いの両親が宗教の違いで交際を認めてくれないだろうと思い、隣家の彼氏の実家の部屋でサジーサさんは11年間もの間、身を隠していたといった衝撃的な事件でした。
最終的には交際を認められ本当に良かったと思います。
また、「奇跡体験!アンビリバボー」で放送される気になる事件があれば、ご紹介していきたいと思います。