日本人初の世界4階級制覇王者とも知られるプロボクシング選手の井岡一翔選手。
井岡一翔選手は2018年9月頃から身体に入れ墨が彫られていたことでも話題になりました。
今回は井岡一翔選手の入れ墨に込められた意味やなぜ身体に入れ墨を彫ったのかについて掘り下げていきたいと思います。
井岡一翔の入れ墨に込められた意味5選!
井岡一翔選手は現在、上半身に5カ所に入れ墨が彫られていることが判明しています。
その5カ所の入れ墨の意味について1つ1つ解説していきたいと思います。
1:王冠を被ったライオン
左腕上腕の外側には、王冠を被った立派なオスライオンのタトゥーが彫られています。
哺乳動物のライオンと言えば、陸上生物の中で最も強い生物だということが昔から伝えられてきました。
そのため、立派な鬣(たてがみ)を持つオスライオンのタトゥーデザインは人気が高いようです。
また、王冠のタトゥーの意味としては「自信・正義・勝利・栄光」などの意味合いが込められているそうです。
井岡一翔選手は日本人初で世界四階級制覇を達成されたことから、その強さもこれからも貫くという意味を込めて彫ったのかもしれませんね。
2:Thought is the blossom,~
左腕上腕内側には「Thought is the blossom,~」といった英語の文字のタトゥーが彫られています。
「Thought is the blossom, language the bud, action the fruit behind it.」とはアメリカの思想家ラルフ・ウォルド・エマーソンの名言です。
直訳すると「思いは花であり、言葉は芽であり、行動はその後に実をつける」といった日本語になりますが、要するに「木」を「人」に例えたもので、「理想に向かって成長していくエネルギーを両者は持ち合わせている」といった意味合いを表しているようです。
こちらのタトゥーについては、常に向上心を持つようにと自分自身への誓いのようなものなのかもしれませんね。
3:磨永翔
左脇腹には「磨永翔」といった漢字3文字のタトゥーが彫られています。
「磨永翔(まなと)」とは、2019年8月21日に誕生した井岡一翔選手の息子の名前なんだそうです。
2019年12月25日、井岡一翔選手が大みそかのボクシング・トリプル世界戦の顔合わせイベントに出演した際、トランクスに長男の名前を入れたことを告白していました。
その理由としては、「父親になり、息子に勝つ姿を見せたい」という思いが込められていたそうです。
なので、左脇腹の「磨永翔」のタトゥーも同じ意味が込められているのではないかと考えられます。
4:IMAIMA
左胸には「IMAIMA」といったイニシャルのタトゥーが彫られています。
この「IMAIMA」のイニシャルの意味は自身のInstagramで紹介しており、IAM IAM =“IAM who I am” “I am the Existing One” “I will be what I will be”の略で完全オリジナルのものだと思われます。
直訳すると〝私は私だ〟 〝私はエキサイティングな人間だ〟 〝私はなりたい自分になる〟 で常に自分自身に言い聞かせたい言葉をシンプルに言い表したものなのではないかと考えられます。
5:薔薇(ローズ)
井岡一翔選手と嫁の元モデル・吉田恵美さんの上腕には薔薇(ローズ)のタトゥーが彫られています。
薔薇(ローズ)のタトゥーのモチーフは、「愛」「美」「繁栄」の意味が込められており、薔薇の色や状態によって若干意味が異なるようです。
井岡一翔選手の場合は、嫁とペアルックなので、お互いに永遠の愛を誓ったといったロマンチックな意味合いが込められているのかもしれませんね。
入れた理由が衝撃的だった…
井岡一翔選手の入れ墨を彫った理由は、本人が以前に語っているようで、自分自身の決意表明のために彫ることに決めたそうです。
その入れ墨を彫った時期というのは、2018年9月に1年5カ月ぶりの復帰戦でもあった日本ボクシングコミッションで対戦する前でした。
自身のYouTubeチャンネルでは、タトゥーを彫った理由として「復帰のきっかけ、本気でやる、これをしたら逃げられないという決意表明と、入れても後悔しないという思いで入れた。」という風に説明しています。
入れ墨・タトゥーを彫る時は、痛みと共に一生身体から消えないといった覚悟が必要ですが、井岡一翔選手のタトゥー1つ1つには一生懸けて貫きたい大切なものの意味があるのかもしれませんね。
今回の記事のまとめ
今回はプロボクシング選手の井岡一翔選手の身体に彫られた入れ墨の意味と入れた理由について調査していきました。
入れ墨1つ1つには深い意味が込められており、自分自身の決意表明といった強い思いがあったのですね。
世間では井岡一翔選手の入れ墨にはネガティブなイメージもあるかもしれませんが、一段と気合の入った井岡一翔選手をこれからも応援していきたいと思います。