【壮絶】梯沙希の生い立ちが波乱万丈すぎる!暴力の連続で餓死寸前だった…

2020年6月に東京都大田区のアパートにて、3歳の女の子を9日間放置し、脱水症と餓死で死亡させたというとても悲しいニュースが話題になりました。

保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、その女の子の母親である梯沙希被告でした。

子供に愛情を与えず育てなかったことはもちろん許せない事実ですが、梯被告も同じような家庭環境で育ったようです。

今回は梯沙希被告の壮絶な生い立ちについて掘り下げていこうと思います。

梯沙希の生い立ちが波乱万丈すぎる!

複雑な環境で育つ

梯沙希被告の生い立ちについて調べてみたところ、複雑な環境で育っており、施設入りと家庭内での虐待が繰り返されていたようです。

逮捕後の裁判では、梯被告の生い立ちが明らかになっています。

  • 誕生  母親が高校生だった頃に生まれる
  • 幼少期 地元・宮崎県の養護施設で育つ
  • 小学校の頃 母親の元に戻り、激しい虐待を受ける
  • 8歳の頃  母親が傷害・保護者責任遺棄・父親が保護者責任遺棄で逮捕
  • その後   養護施設に入所

幼少期の頃から既に親元を離れ、施設に預けさせられた梯沙希被告。

親に甘えたい小さな頃から、知らない人たちに囲まれ生活していくことは、当時は「不安」や「寂しさ」を感じていたのではないでしょうか。

更に親元に戻ったのをきっかけに、母親から激しい虐待を受けることになります。

梯沙希被告はこの頃から、子供は親に虐待を受けるものだと無意識に刷り込まれていたのかもしれません。

梯沙希被告も自分の娘に対して残酷でしたが、梯沙希被告自身も親にかなり酷い扱いを受けていたので正に負の連鎖だと言えそうです。

小中学生時代に経験した光と闇

梯沙希被告の小中学生時代は、家庭内では虐待を受けていたものの、学校内や友人の前では自分が苦しんでいた姿をあまり見せていなかったようです。

中学時代の同級生の証言からすると、周りから見る限りでは明るく、充実した学生生活を送っていた少女にみえたといいます。

また、虐待を受けているのを隠すかのように、母親とは仲が良いことをアピールしていたようですね。

光の部分

「入所の経緯は知りませんが、(梯は)児童養護施設から学校に通っていました。ですが学校には他にも養護施設から通っている子も多く、彼女もあっけらかんと『(昨日施設で)こんなことがあって~』なんて喋る子でしたよ。学内カーストでいうと上の子たちと付き合っていたタイプでしたが、決して下の子を見下すようなタイプではなく、1年生の時には3年生のイケメンの先輩と付き合っていましたね」

引用:文春オンライン

「お父さんについては聞いたことがありませんが、お母さんのことは『ウチのお母さんは可愛い。仲がいい』みたいなことを話していて、母親との仲は良さそうでした。ですから(梯が)虐待を受けていたことは全く知りませんでした」

引用:文春オンライン

しかし、その一方で梯沙希被告は小学校から始め、中学生くらいまで家庭内では壮絶な虐待を受けていました。

養護施設から自分の元に子供が戻ってきたのを機に、母親は子育てにストレスを感じたそうです。

母親は一度の暴力をきっかけに、虐待する頻度やレベルが上がってしまいました。

闇の部分

「急に育児をすることになり、とまどいがあった。言うことを聞かない沙希に感情的になり腹を立てた」 すぐに幼い梯被告に手をあげるようになります。梯被告が小学校2年生の夏休み、家にいるようになると虐待はエスカレートしたといいます。

引用:TBS NEWS

暴力の連続で餓死寸前だった…

【閲覧注意】梯沙希が受けた虐待内容がヤバ過ぎる

梯沙希被告は幼少期の頃から母親に過激な虐待を受けていましたが、その内容が閲覧注意レベルで残酷でした。

その虐待内容とは、ただ親が子供に暴力を振るうというよりは、まるで拷問のようでかなり残酷です。

  1. 『身の回りのことをキチンとしない』などの理由で平手で殴られ全治2週間の怪我を負わされる
  2. 正座をさせて後ろ手でガムテープでしばり放置させる。
  3. 躾として、おでこや全身に包丁で何十箇所も傷を入れられる
  4. 静かにしろという意味で、口元を縫われる
  5. トイレをされるのが嫌という理由で、ビニールの中に入らられ、風呂場に放置させられる。
  6. 「あんたなんか産まなきゃ良かった」「お前は何も言わずに笑っていればいい」などの暴言を吐かれる

また、梯沙希被告のことを知る児童相談所の元職員の方の話によると、少女時代の梯沙希被告を始めて見たときはその傷だらけの姿にぞっとしたという風に語っています。

「ニュースで梯沙希という名前を聞いて“17年前のあの子なのか……”と。いまも信じられないし、胸を締め付けられる思いです」

(中略)

だが、それ以上に目を引いたのは、少女の全身に刻まれた何十カ所もの切り傷だった。母親が“しつけ”と称して娘の体を包丁で切りつけていたのだ。まだ新しい傷口からはダラダラと血が流れ、床に滴り落ちていた。多くの虐待事案に携わってきた児相職員も、血塗れの少女の姿を目の当たりにして慄然としたという。

引用:mamasta

餓死寸前だった…

梯沙希被告は3歳の娘を放置し、脱水症・飢餓状態まで追い込んでいたことでも明らかになっています。

しかし、梯沙希被告も幼少期に似たような飢餓状態を味わっていたようです。

当時は母親の無理を押し切って、自宅に訪問した警察官はガリガリに痩せ細った梯沙希被告を見つけました。

あばらや腰の骨が浮き出てるほどやせ細り、食事を十分に取っていない状態だった。県警は『緊急事態』と判断し、母親は傷害と保護責任者遺棄、父親は保護責任者遺棄の容疑で逮捕した。

引用:文春オンライン

危うく餓死寸前だった少女時代の梯沙希被告でしたが、警察官の発見によって一命を取り留めました。

でも、自分が親になってから子供に同じような経験をさせてしまったことには本当に残念でなりません。

今回の記事のまとめ

今回は2020年6月に起きた3歳女児放置死事件で逮捕された梯沙希被告の生い立ちについて調査していきました。

  1. 梯沙希被告の生い立ちは壮絶的で、施設入りと家庭内での虐待が繰り返されていた。
  2. 梯沙希被告の少女時代は、母親から激しい虐待を受け、全身は痛々しい傷だらけだった。
  3. 亡くなった娘と同じく、梯沙希被告自身も幼少期に辛い飢餓状態を味わっていた。

梯沙希被告は娘を放置死させたことはもちろん罪ですが、彼女自身も同じように虐待を受けていたという事実は本当に悲しいことだと思います。

このような事件が二度と起こらないためにも、子供たちをいち早く虐待から救える世の中になってほしいと願うばかりですね。

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