カリス(韓昌熙)はなぜ16歳で東大合格できた?壮絶過ぎる生い立ちと関係していた…

わずか16歳の年齢で日本のトップランクの大学・東京大学に合格したことで有名なカリス(韓 昌熙)さん。

そんな天才肌のカリスさんですが、幼い頃から成人するまでにはたくさん苦労することもあったようです。

今回はカリスさんが、16歳で東京大学に合格できた理由について掘り下げていこうと思います。

カリス(韓昌熙)の基本情報&経歴

カリスの基本情報

名前 カリス
本名 韓 昌熙(Changhee Han)
生年月日 1993年1月(現年齢 28歳)
出身 韓国釜山

カリスの経歴

カリスさんの経歴を見ると世界的に極少数しかいないような天才エリートの道を歩まれていることが分かります。

現在はエクピクセル株式会社(2014年に東大院生が立ち上げた生物学全般の画像分析技術を開発する会社)のCEO(最高経営責任者)として活動されています。

2008.08 (15歳)大検 合格
2009.08 (16歳)東京大学理科一類 合格
2011.04 (18歳)東京大学理科一類 入学
2015.03 (22歳)東京大学工学部電子情報工学科 卒業
2016.04 (23歳)ドイツのミュンヘン大学へ留学
2017.03(24歳) 東京大学大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻修士課程 修了
2017.09 (24歳)ミラノ・ビコッカ大学へ
2018.08-2020.02 (25歳)国立情報学研究所・医療ビッグデータ研究センター リサーチ・アシスタント(RA)
2018.09~(25歳)国立国際医療研究センター病院・放射線診断科 客員研究員
2020.03(27歳) 博士課程教育リーディングプログラム 東京大学 ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL) 修了
2020.03 (27歳)東京大学大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻博士課程 修了(中山研究室)
2020.04~(27歳) エルピクセル・CEO室

出典:https://changheehan.mystrikingly.com/

なぜ16歳で東大合格できた?

通常なら、高校3年生(17~18歳)が推薦入試やセンター試験を受けて大学受験に挑みますが、なぜカリスさんは16歳の年齢にして東京大学に合格できたのでしょうか。

それは、韓国に導入されている大検(外国の大学を受験するための試験)制度を利用し、東大合格という狭き門をくぐり抜けたからだと言えます。

大検は書類選考を通過した750人が、外国の大学の試験を受ける権利を得られます。

書類選考を通過したカリスさんは、日本の東京大学理科一類(偏差値:77)を受験し、上位3位に入ることができたそうです。

そして、見事16歳の若さで合格したカリスさんは、高校には通わず18歳で東京大学に入学します。

壮絶過ぎる生い立ちと関係していた…

16歳で東京大学に合格したカリスさんでしたが、なぜ出身国・韓国の大学に通うことを希望しなかったのでしょうか。

2つの大きな理由をご紹介したいと思います。

虐待・いじめを受けていたから

カリスさんは幼少期から少年時代にかけて、家族からの虐待・同級生からのいじめを受けていたようです。

父親はアルコール依存症だったようで、酒を飲んではカリスさんに暴力を振るっていたのだそう。

また、小中学校では同級生からいじめを受けていました。

学校・家庭でも自分の居場所をなくし絶望を味わったカリスさんは、日本のドラマ「ドラゴン桜」に出会います。

「ドラゴン桜」のストーリーに感銘を受けたカリスさんは、日本の東京大学を受験することとなります。

韓国の兵役が嫌だから

カリスさんが韓国から日本に来た一番の理由としては、地獄の兵役から逃れるためだったようです。

日本の東大に進学したものの、東大大学院時代は地獄のように辛かったと話すカリスさん。

研究員として、時給500円の給料で一日15時間働きながらも、将来は韓国の兵役に就かなければならないといった恐怖と闘っていたため、何度も極限のうつ状態を経験したと話します。

しかし、どうしても将来は兵役を務めなければいけない現状を変えたかったカリスさんは行動に出ます。

東大大学院の研究生として毎日15時間働きながらも、あらゆる交渉し、230枚の書類を揃え、最終的には日本の永住権を取得します。

これからの人生日本で暮らすことになったカリスさんは、無事、兵役から逃れることに成功したのでした。

今回の記事のまとめ

今回は16歳の年齢で東大に合格したという天才・カリス(韓 昌熙)さんの東大に合格した理由について詳しく調査していきました。

カリスさんが現在、日本で研究家として成功されているのも、辛い現状から逃れるために必死にチャレンジしたという努力の賜物だったのですね。

今後も、そんな天才・研究家カリスさんのご活躍を応援していきたいと思います。

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