2015年4月からANAホールディングス株式会社代表取締役社長に就任した片野坂真哉さん。
日本を代表する航空会社ANA(全日本空輸)ですが、そのトップの位置に君臨する片野坂真哉さんは一体、年収をいくら稼がれているのでしょうか。
今回はANA社長・片野坂真哉さんの年収や就活失敗からの逆転劇について掘り下げていきたいと思います。
ANA社長・片野坂真哉の年収は億超え?
結論から言うと、ANA社長・片野坂真哉さんの正確な年収は公開されていません。
しかし、年間の総支給額が2億円近くあるのではないかといった噂もあります。
2021年3月時点でANA取締役7名の報酬総額は2億7500万円。
1人当たりの額は3928万円の報酬額です。
年月日 | 合計 | 一人当たり |
2014年3月 | 2億8800万 | 4800万 |
2015年3月 | 3億4400万 | 5733万 |
2016年3月 | 3億2900万 | 4700万 |
2017年3月 | 4億2100万 | 6014万 |
2018年3月 | 4億5300万 | 6471万 |
2019年3月 | 4億2500万 | 6071万 |
2020年3月 | 2億7900万 | 3985万 |
2021年3月 | 2億7500万 | 3928万 |
引用:IR BANK
次に一般的に取締役社長と取締役会長の報酬差は2倍近くあると言われているのでそのことを考慮すると、取締役社長・片野坂真哉さんの年収は7000~8000万円近くあるのではないかと思われます。
また、片野坂真哉さんは日本経済団体連合会副会長・理事としても活動されているので年収はその倍近くあってもおかしくないでしょう。
そう考えると年収は2億近くある可能性も考えられてきます。
就活失敗からの逆転劇も凄かった…
現在はANA取締役社長まで登り詰めた片野坂真哉さんですが、決して成功ばかりの人生ではなかったようです。
片野坂真哉さんはラ・サール高等学校(偏差値78)卒業、東京大学法学部(偏差値67.5)卒業と超エリートコース出身ですが、就活の結果は「4勝4敗」。
トーメン・大正海上(現・三井住友海上)・TBS・全日本空輸(ANA)に合格したももの、東京海上火災(現・東京海上日勤)・NHK・東京ガス・日本航空(JAL)が不合格。
最終的には大学4年生時にANAホールディングスに新卒で入社しますが、決して希望通りではなかったと言います。
片野坂さんがANAの入社した時代は、ANA(全日空)が国内線のみだったのに比べ、JAL(日本航空)は国際線を独占し、国内ではNo.1の航空会社でした。
しかし、第一希望だったJAL(日本航空)に入社できなかったものの、その5年後には自社・ANA(全日空)も国際線事業に進出するまでに発展しました。
そして、徐々に大きな仕事を任され昇進していった片野坂さんは「運命とは本当に分からない」と答えています。
まさに片野坂さんの人生において就活失敗からの大逆転ストーリーだと言えますね。
今回の記事のまとめ
今回はANA社長・片野坂真哉さんの年収や就活失敗からの人生の逆転ストーリーについて調査していきました。
- ANA社長・片野坂真哉さんの年収は、ANA取締役7名の平均報酬額が3928万円と言われている中で、2億円近く稼いでいるのではないかといった噂がある。
- ANA社長・片野坂真哉さんは、就活で当時は日本の航空会社の最前線だったJAL(日本航空)に落ちてしまった。しかし、入社したANA(全日空)が後に発展することとなった。
今後も、ANAのトップで活躍する片野坂真哉さんを応援していきたいですね。