美し過ぎる80代女優として知られる草笛光子さんは、健康や若さをキープするためにトレーニングを行われていることでも知られています。
80代で日常的にトレーニングしていること自体素晴らしいことですが、中には自力で筋トレをすることで病気を治したといった驚きのエピソードもあるようです。
今回は草笛光子さんのトレーニングについて掘り下げていきたいと思います。
草笛光子のトレーニング方法が凄い!
草笛光子のストイックなトレーニング内容
草笛さんは、70代前半くらいから本格的にトレーニングを始められたそうです。
トレーニングを始めたきっかけは、女優として「これからも舞台を続けていくためには、体が丈夫でなければいけない」と思ったのだからだそう。
その驚くべきトレーニング内容とは以下の通りです。
- 週1回・2時間以上に渡り、パーソナルトレーナーについて筋トレを行う
- 体幹を鍛えるため、椅子代わりにバランスボールを使う(毎日)
- 腰に8kgの重りを付けてスクワットを行う(毎日)
- 3kmのウォーキングを行う(毎日)
80代の女性が行うトレーニングとは思えない程、ハードなものばかりですね。
しかし、草笛さんは体にいいと思ったトレーニングはできるだけ試し、そこから自分に合ったものを厳選しトレーニングメニューの中に組み込むようです。
トレーニング継続はパーソナルトレーナーのおかげ?
ストイックなトレーニングを日々実践されている草笛さんですが、始めからトレーニングが好きだった訳ではなく、パーソナルトレーナーのおかげもあって継続できているようです。
草笛さんが通うパーソナルジムは東京都目黒区の自由が丘にある「TRAINING STUDIO PAC(トレーニング スタジオ パック)」というところです。
そこには、草笛光子さんの専属トレーナーの伊藤幸太郎さんがいます。
伊藤トレーナーは、草笛さんの舞台の日程に合わせてトレーニングメニューを考案しているそうです。
また、草笛さんにとって伊藤トレーナーは精神科医のような存在のようで、トレーニング以外でもメンタル面・食事面・睡眠などについても相談に乗ってくれるようです。
一緒に食事をする機会がある程に仲が良く、草笛さんにとって伊藤トレーナーはとても信頼できる人だと語っています。
私は幸太郎くんに「あなたはトレーナーというより、精神科のお医者さまのようね」と言ったことがある。
食事や睡眠についても心配し、アドバイスをくれる。
私はとてもありがたく思っている。
引用:日本経済新聞 私の履歴書 草笛光子 より
病気も筋トレで完治させたエピソードも…
草笛光子さんには、持病である「頸椎椎間板ヘルニア」をトレーニングによって自力で治したといったエピソードもあるようです。
2013年(当時79歳の頃)、舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」にて手が挙がらないといった症状が出たのだそう。
「頸椎椎間板ヘルニア」とは?
首や肩、腕に痛みやしびれが出たり(神経根の障害)、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりします。また、足のもつれ、歩行障害が出ることもあります(脊髄の障害)。
引用:公益社団法人 日本整形外科学会
医師による診察の結果、頸椎が飛び出していることが分かり手術を受けることを勧められました。
しかし、草笛さんはなぜか病状を良くするためにトレーニングを始めたのだそうです。
「毎日ペットボトルに水を入れて30回上げ下げ。 治りたい、治りたいって、体が治りたがっているのがわかるから。」
実際にトレーニングで「頸椎椎間板ヘルニア」を治し、手術を受ける必要がなくなったそうです。
今回の記事のまとめ
今回は女優・草笛光子さんのトレーニング方法について調査していきました。
とても普通の80代の方が真似できるようなトレーニング内容ではありませんが、やはりプロとして活躍し続けたいといった思いがあるからこそ、現在でもトレーニングを続けられているのかもしれません。
そんないくつになっても活躍し続ける草笛光子さんもこれからも応援していきたいですね。