2016年の24時間テレビで出演して話題になった難病が原因で顔の半分近くを失ってしまった少年・塩川利音(しおかわ りお)君。
塩川利音君は幼少期の頃からその難病と闘い壮絶的な経験をしてしまったようです。
今回は塩川利音君の過去の病気のことについてや現在の様子について掘り下げていきたいと思います。
病気の症状が壮絶的だった…
顔の半分近くを失った難病の正体は?
塩川利音君は小学校2年生の頃に、小児がん 横紋筋肉腫を発症してしまいます。
小児の肉腫の中では最も頻度の高いがんだと言われており、年間100万人当たり4~5人が発症する難病です。
自分の意思で体を動かすときに使う筋肉(骨格筋といいます)に将来なるはずの未熟な細胞から発生した悪性のできもの(悪性腫瘍)、つまりがんと考えられています。
横紋筋肉腫は、軟部組織(骨格筋など)や結合組織や骨から発生するがん(肉腫)の一つです。
引用:京都府立公立大学法人
そして、小学校3年生の頃に片目摘出、顔の半分近くを切除するという25時間にもわたる大手術を受けることになりました。
普段の生活に必要な目や、外見が大きく変わってしまったことで、母・亜紗美さんは相当なショックを受けてしまったようです。
しかし、利音君は「俺の顔、ゾンビみたいだ!」と笑いに変え、弟の利珠君も普段は片目を隠している兄に対して「海賊みたいでかっこいい」と友達に話していて、ポジティブに捉えていたそうです。
頭蓋骨がまる見えに…
小学校3年生に大手術を受け、無事に手術に成功した塩川利音君でしたが、その数年後に頭皮が破れて頭蓋骨がまる見えになるといったアクシデントがあったそうです。
その後は、頭蓋骨が人工骨になるまで医療用ヘルメットを被って生活することになります。
脳を守る頭蓋骨の一部が自分にはないと考えたら、普通の人ならちょっとした動作にも危険や恐怖を感じるでしょう。
しかし、利音君はというと、頭蓋骨が一部ない状態でも中学校の運動会に参加し、大繩やクラス対抗リレーにも混ざっていたようです。
現在はイケメン男子に変貌していたw
難病のために健康な人よりも壮絶的な生活を送っていた利音君でしたが、2021年現在も健在しており、高校生として勉学やバイト生活に励んでいるようです。
また、プライベートでは見た目にもかなり気遣っているそうです。
2021年4月の母・亜紗美さんの公式ブログでは、現在の息子は神奈川県の看護科の高校で生徒会の会計を務めており、近所のラーメン屋でバイト代を稼いでいると報告しています。
その稼いだバイト代は、洋服代や美容室代など見た目への投資に使っているといいます。
更に母・亜紗美さんのドライヤー・ヘアアイロンで髪型をセットし、外出前の香水や、化粧水でのスキンケアも欠かさないようです。
そして、こちらが2021年現在の利音君の姿ですが、普通にオシャレなイケメンです。
失った顔の部分を前髪で隠すことで、ミステリアスな雰囲気が漂い素敵ですね。
今回の記事のまとめ
今回は難病によって顔の半分近くを失った少年・塩川利音君の病気の症状による壮絶過去や現在のイケメン画像をご紹介していきました。
難病・横紋筋肉腫により、顔の半分近くを切除する大手術・頭蓋骨がまる見えになるといったアクシデントがありましたが、どんな時でも明るくユーモアに捉えていた利音君。
現在も健在で将来性のある看護師を目指し、オシャレにも目覚めているということで、利音君には明るい未来が待っていそうです。
これからも、顔の半分近くを失ってしまったことによる支障があるかもしれませんが、力強く生きていく利音君を応援していきたいと思います。