【2021】東京・タクシー死傷事故で運転手には何があった?病気説が濃厚?

2021年9月11日に東京都千代田区の区役所近くで、タクシーが自転車や人を次々に跳ねた事件が起こったようです。

この交通事故では男女4人が重軽傷を負い、タクシー運転手の60代の男性も意識不明の重体といった大きな事故となってしまいました。

今回は事件のきっかけとなってしまったタクシー運転手の身に何があったのかについて掘り下げていきたいと思います。

東京・タクシー死傷事故で運転手には何があった?

2021年9月11日16:20頃に起きたタクシー死傷事故では、未だ事故前に運転手の男性の身に何が起こったのかははっきりとは分かっておりません。

警察によると、事故前から事故が起こる瞬間に以下のような経緯があったといいます。

  1. タクシーは交差点の信号で停車していた
  2. 信号が青になっていてもタクシーは動かなかった
  3. 後続車がタクシーに向かってクラクションを鳴らす
  4. タクシーが急発進する
  5. 50m先の車道の端を走っていた自転車(40代男性・9歳女児)に接触
  6. タクシーを待っていた60代女性を跳ねる
  7. タクシーは街路樹に激突(運転手の60代男性・同乗者の30代男性が重傷)

交通事故の原因としては、飲酒・睡眠不足・ストレス・体調不良などいろいろ考えられます。

しかし、タクシー運転手の男性を目撃していた人によると、運転中に下を向いていたようです。

警察は運転手の男性が体調不良だったのではないかと見て調査しているようです。

病気説が濃厚?

タクシー死傷事故で、事故が起きていた時に下を向いていた運転手の男性は病気による体調不良を起こしていたのかもしれません。

普段、運転に気を付けている運転手が下を向いて運転していたことが本当だったとすると、余程、体調が悪かったに違いないでしょう。

考えられる体調不良の原因となる病気を考察してみました。

エコノミークラス症候群

窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままいることによって、様々な症状が起こる病気です。

軽度のものだと足・膝の腫れで済みますが、重症になると呼吸困難・心臓発作など死亡のリスクが高くなる病気です。

高齢者・肥満の人・持病でガンを患っている人などがなりやすいと言われています。

今回のタクシー死傷事故の運転手の男性も60代ということで、長時間運転によるエコノミークラス症候群による重い症状を引き起こしていた可能性もあるかもしれません。

くも膜下出血

くも膜下出血とは、脳にあるくも膜に存在する血管が切れて起こる出血のことを言います。

症状としては、突然バットで殴られたような激しい頭痛が起こるそうです。

今回のタクシー死傷事故の運転手の男性も信号待ちの際にタイミングが悪く、くも膜下出血の症状を引き起こしてしまい一瞬、意識を失っていた可能性もあるかもしれません。

2021年1月に東京都渋谷区で起きたタクシー死傷事故でも、タクシー運転手の男性がくも膜下出血を起こしていた疑いがあったそうです。

今回の記事のまとめ

今回は2021年9月11日に東京都千代田区の区役所近くで起きてしまったタクシー死傷事故で、運転手の男性の身に何があってしまったのかについて考察していきました。

目撃者の証言によると下を向いて運転していたということなので、「エコノミークラス症候群」「くも膜下出血」などの病気による症状が原因だったかもしれません。

タクシー運転手の男性を含め、今回の事故で重軽傷を負われた方々の症状が少しでも良くなることを願うばかりですね。

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