2022年1月末、埼玉県ふじみ野市にて医師が人質となり、銃で撃たれ殺害されたという恐ろしい事件がありました。
逮捕されたのは無職の渡辺宏容疑者(66)でした。
渡辺宏容疑者は母親(92)を介護していましたが、何らかのトラブルが原因で担当医の男性医師を猟銃で殺害してしまったようです。
今回はなぜ渡辺宏容疑者が猟銃を所持していたのかについて調べていこうと思います。
渡辺宏容疑者は猟銃を保持していたのはなぜ?
2022年1月27日の21:00頃、渡辺宏容疑者は自宅に医療関係者を呼び出し、男性医師を11時間に渡って人質にし、その後は散弾銃で撃って殺害したようです。
散弾銃とは、多数の小さな弾丸を散開発射するための大型の銃のことで狩猟などに使われます。
なぜ、一般人だった渡辺宏容疑者は猟銃を所持してのでしょうか?
通常、日本では銃の所持が法律で厳しく定められています。
しかし、日本でも猟銃の所持はそこまで難しくはないようで、割と20歳以上の普通の人なら誰でも所持できるようです。
猟銃等講習会(初心者講習)→教習射撃のテスト(合格率99%)→免許取得→銃を購入
渡辺宏容疑者の自宅にあった散弾銃も、クレー射撃などの目的で購入していたようで、銃の所持の許可も持っていたことも判明しています。
銃の所持には講習会で警察に申請することが必要です。
なので、渡辺宏容疑者が猟銃を保持していたのはクレー射撃の競技目的であり、始めから犯罪目的で所持していたわけではなかったと思います。
猟友会に加入していた噂は?
ネット上には、「渡辺宏 猟友会」というサジェストワードがあり、渡辺宏容疑者は元は猟友会に加入していたのではないかといった噂があります。
猟友会とは、日本の特定の条件を満たした狩猟者団体のことです。
現段階では、渡辺宏容疑者が猟友会に加入していたなどの情報はないようです。
しかし、爆サイのコメント欄ではある猟師と思われる人が、渡辺宏容疑者と知り合いかもしれないとコメントしていたことで話題になっていました。
『ふじみ野で大騒ぎになっている立てこもり犯ですが、もしかすると大昔猟をやっていた仲間です。
元々こいつはキレやすい性格で獲物を逃すと、怒りで猟銃を乱射する危ない人間でした。
空に向かって撃ち込んでいましたが、自分にも当たらないかと思うとヒヤヒヤしたことがあります・・・』[匿名さん]
爆サイとは地域ごとにカテゴリー分けされているネット掲示板のため、個人情報や事実に近い情報が書かれやすいのは確かです。
一概には分かりませんが、この方の情報が正しいとすれば、渡辺宏容疑者は猟師の経験があり、昔から危険な人物の面影があったのかもしれませんね。
今回の記事のまとめ
今回は2022年1月末、埼玉県ふじみ野市で起きた散弾銃人質事件の加害者・渡辺宏容疑者はなぜ猟銃を保持していたのかについて調べていきました。
猟銃資格は警察申請は必要なものの、割と簡単に取れ、渡辺宏容疑者もクレー射撃の競技目的で散弾銃を所持していました。
確かな情報とは限りませんが、昔は猟師だったといった情報もあるようです。
いずれにせよ、銃を犯罪目的では使用してほしくないですし、今後は二度と同じような事件が起こらないことを願うばかりですよね。